クラリネットアンサンブルのおすすめ曲!目指せ金賞!
クラリネットアンサンブルの楽譜はたくさん発表されていますが、一体どの曲を演奏したらいいのか迷ったことはありませんか?
この記事ではクラリネットアンサンブルのおすすめの曲について、三重奏、四重奏、五重奏、六重奏以上でそれぞれ紹介しています。
アンサンブルコンクールで、金賞を狙えそうな曲を集めましたので是非、参考にしてみて下さい。
クラリネットアンサンブルのおすすめ曲【三重奏】
5つのディベルティメント:モーツァルト
クラリネットアンサンブルの三重奏でおすすめの曲は、モーツァルト作曲の「5つのディベルティメント」です。
クラリネットの3重奏といえばコレ!といわれる程有名な曲で、元々はバセットホルンというクラリネットの同属楽器で演奏するために書かれたものです。
B♭管2本とバスクラリネット、またオーボエ・クラリネット・ファゴットの編成でも演奏することができます。
クラリネットアンサンブルのおすすめ曲【四重奏】
ディベルティメント:ウール
クラリネットアンサンブルの四重奏でおすすめの曲は、ウール作曲の「ディベルティメント」です。
B♭管3本とバスクラリネットで演奏することができます。
クラリネット四重奏では最も有名といえるメジャー曲です。
曲調は比較的派手めで、全体で3楽章に分かれており、コンクールなどで演奏するときは演奏時間もちょうどいい第3楽章がおすすめです。
クラリネットアンサンブルのおすすめ曲【五重奏】
カレイドスコープ:ロレンツ
クラリネットアンサンブルの五重奏でおすすめの曲は、ロレンツ作曲の「カレイドスコープ」です。
B♭管4本とバスクラリネットで演奏することができます。
カレイドスコープとは「万華鏡」という意味で、その名の通り最初はバスクラリネットのソロから始まり、序盤は変拍子ながらも子気味良いテンポで進んだと思えば、中盤はクラリネットアンサンブルらしいゆったりとした美しい曲調で、終盤はまた序盤のような子気味良いテンポで進んでいくという、曲調やテンポがコロコロ変わる変化に富んだ曲です。
クラリネットアンサンブルのおすすめ曲【六重奏以上】
弦楽四重奏曲第1楽章:ドビュッシー
クラリネットアンサンブルの六重奏でおすすめの曲は、ドビュッシー作曲の「弦楽四重奏曲第1楽章」です。
原曲はドビュッシーが唯一完成させた弦楽四重奏曲ですが、クラリネット六重奏の為にアレンジされたものが出版されています。
弦楽四重奏とはまた違ったクラリネットアンサンブルならではの響きは聞いていても演奏していても面白く感じるでしょう。
伴奏部分で16分音符が多用されているなど、難易度は少々高めです。
序奏とロンド:ゴードン・ジェイコブ
クラリネットアンサンブルの六重奏以上でおすすめの曲は、ゴードン・ジェイコブ作曲の「序奏とロンド」です。
E♭クラリネット、1st,2nd,3rdがB♭クラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネット、 コントラバスクラリネットの七重奏編成で演奏されます。
ゆったりとした序奏から快活な輪舞曲へと展開していきます。
演奏技術はさほど難易度が高い曲ではないので中学生でも演奏できるでしょう。
ユニゾンも多用されていて響きも美しく、とても聞き映えがある曲だと思います。
コラールと舞曲:ネリベル
クラリネットアンサンブルの六重奏以上でそのほかにおすすめの曲は、ネリベル作曲の「コラールと舞曲」です。
E♭クラリネット、1st,2nd,3rdがB♭クラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネット、 コントラアルトクラリネット、コントラバスクラリネットの八重奏編成で演奏されます。
「クラリネット・アンサンブルの王様」と言ってよいほどアンサンブル・コンテストの定番であり、コントラアルトクラリネットやコントラバスクラリネットなど普段あまり見かけないレアな楽器も使われます。
ユニゾンから始まる美しい曲調が印象的で、全体的にユニゾンが多く出てきます。
コントラアルトクラはオプションなので、七重奏としても演奏できます。
まとめ
クラリネットアンサンブルのおすすめ曲を三重奏、四重奏、五重奏、六重奏以上で紹介させていただきました。
いかがだったでしょうか?
ここで紹介した曲たちは、ほとんど難易度が高めの曲ばかりですが、アンコンで演奏しても上位を狙えるものばかりですのです。
是非、チャレンジしてみて下さい!