おすすめのクラリネットソロ曲【難易度別】ソロコンで金賞が取れそうな曲紹介
クラリネットのソロの楽譜はたくさん発表されていますが、一体どの曲を演奏したらいいのか迷ったことはありませんか?
この記事では初心者、中級者の方それぞれにおすすめの曲のほか、ソロコンクールで金賞を狙う時のおすすめの曲を紹介しています。
クラリネットソロ曲 初心者におすすめの曲
春の歌:メンデルスゾーン
初心者の方におすすめのクラリネットソロ曲はメンデルスゾーン作曲の「春の歌」です。
結構有名な曲なので、どこか聞いたことがあると思います。
テンポも速くもなく遅くもなく、ちょうどいい速さなのでぜひ挑戦してみてください。
初心者の方におすすめの曲なのですが、クラシック音楽なので初心者の方でも少し経験を積んだ方におすすめの曲です。
美女と野獣:ディズニー音楽
そのほかに初心者の方におすすめのクラリネットソロ曲は、世界的に有名なディズニー映画の「美女と野獣」です。
とても有名な曲なので、練習曲としてもコンテストやイベントで演奏しても観客受けする曲です。
「美女と野獣」以外にもディズニー音楽のクラリネットソロの楽譜は、難易度の高いものから低いものまで数多く販売されていますので、ぜひ楽器屋さんで楽譜に目を通してご自分で演奏できそうなレベルの曲を見つけてください。
クラリネットソロ曲 中級者におすすめの曲
クラリネット協奏曲第3番第1楽章:シュターミッツ
中級者の方におすすめのクラリネットソロ曲はシュターミッツ作曲の「クラリネット協奏曲第3番第1楽章」です。
曲のスピードはあまり速くありませんが、全体的に高音域で演奏するところや連譜が多めに出てくるので、難易度は高めですが練習しがいのある曲です。
ネット上に動画も公開されているので、ぜひ一度視聴して見てください。
クラリネットソナタ:サン=サーンス
中級者の方におすすめのクラリネットソロ曲でそのほかにおすすめなのはサン=サーンス作曲の「クラリネットソナタ」です。
テンポはゆっくりめで、これぞフランス音楽と言えるような名曲です。
曲自体は全部で4楽章で構成されています。
作品はサン=サーンスが好んだ簡潔なテクスチュアで書かれ、晩年に作品だけにどこかしっとりとして澄み渡った響きが印象的な曲です。
第1楽章始めののクラリネットの響きにマッチした旋律もとても綺麗です。
クラリネットソロ曲 ソロコンで金賞取るならこの曲がおすすめ!
クラリネットソナタ:フランシス プーランク
曲の構成は全部で3楽章からなり、全曲を通して通奏すると約13分かかるので演奏時間もちょうどいいと思います。
曲が始まったばかりの慌ただしい雰囲気から一転して、今度は緩やかなスピードでしんみり聴かせると思えば、また慌しく高音域での連譜が登場しまくるなど、テンポや雰囲気の移り変わりがあるので曲としての難易度は高いです。
また曲のスピードが緩やかになってくると「音を聴かせる」ことになるので、曲や強弱、緩急などの表現力も必要になってきます。
難易度の高いテクニックが必要になりますが、挑戦しがいがある曲なのでぜひ挑戦して見てください。
ネット上にこの曲を演奏している動画も公開されているので、ぜひ一度視聴してイメージをつかんでみてください。
まとめ
おすすめのクラリネットソロ曲を難易度別でご紹介しました。
どの曲もソロコンで金賞が取れそうな曲です。(完成度によりますけどね^^)
いかがだったでしょうか?
ソロでの演奏は文字通り一人で演奏しないといけないですし、失敗すると目立ってしまうので勇気がいると思います。
しかしいい度胸付けになりますし、自分のレベルが丸裸になるので、いまの自分の実力を知ることができるいい機会になります。
また一人だからこそ他の人に気を使わずに完成度を高めることができ、自分の音楽性を追求することができ、表現することができる機会にもなります。
ぜひソロでの演奏に挑戦して、観客の賞賛を独り占めしてください。