吹奏楽でチューバがかっこいい目立つ曲!簡単なソロ曲ってある?
吹奏楽でチューバを吹いていると、たまには「チューバがばりばり活躍する、目立つ曲が吹きたいな…。」と思うこともありますよね。
ここでは、吹奏楽でチューバが目立つ曲や、チューバのソロ曲について紹介します。
チューバがかっこいい目立つ曲!クラシック編
吹奏楽のための第一・第二組曲(ホルスト)
「吹奏楽のための第一組曲/第二組曲」は、イギリスの作曲家・ホルストの作品です。
ホルストは、かの有名な「木星」などの作曲者でもあります。
「吹奏楽のための第一組曲」は、曲の冒頭からチューバを中心とした低音楽器がメロディーを担当します。
このゆったりとしたメロディーは第一楽章全体にわたって演奏され、チューバも何回か吹きます。
第二・第三楽章も軽快で、特に第三楽章のマーチではチューバが中心となって曲を進めます。
「吹奏楽のための第二組曲」も、第一楽章の冒頭は低音楽器の軽快な音階から始まります。
また、第四楽章の最後にはチューバのかなり長いソロがあり、まさにチューバで始まりチューバに終わる曲といえます。
幻想交響曲(ベルリオーズ)
「幻想交響曲」はフランスの作曲家・ベルリオーズの作品で、もとはオーケストラの曲です。
原曲ではチューバが大活躍ですが、吹奏楽でも出番は多いです。
特に、第五楽章の中盤では、曲の中で重要な意味を持つ「怒りの日」の主題を吹きます。
ユーフォ二アムなども一緒に吹きますが、ほぼチューバのソロと考えてよいでしょう。
チューバがかっこいい目立つ曲!ポップス編
ラ・クカラチャ
「ラ・クカラチャ」はメキシコ民謡で、日本では「車にゆられて」などの題もついています。
曲の中盤では、チューバに比較的長いソロがあります。
吹きやすい音域ですし、高度なテクニックが必要ということもないので、吹く機会があればぜひ挑戦してみてください。
ミッション・インポッシブル
言わずと知れた「ミッション・インポッシブル」のテーマですね。
冒頭から、あの有名なテーマを低音楽器が奏でます。
バリトンサックスのようなはっきりめの音を出すように心がけると、曲調とも合いますよ。
祭−YAGIBUSHI Brass Rock
群馬・栃木県に伝わる民謡「八木節」をロック調にアレンジしたものです。
編曲は、「吹奏楽のための『風之舞』」や「さくらのうた」などでおなじみの福田洋介氏です。
終盤では、チューバを中心とした低音楽器が1フレーズまるまるメロディーを担当します。
その他にも吹きどころ満載で、演奏していて楽しい曲です。
チューバがかっこいい目立つ曲!簡単なソロ曲ってある?
メロディー楽器と比べると少ないものの、チューバのためのソロ曲もたくさん書かれています。
たとえば「チューバ スタンダード100曲選」では、一度は聴いたことのあるメロディーをチューバソロ用に編曲してあります。
メロディーを吹くよい練習になります。
以下の2曲は、チューバを始めたばかりの人には少し難しいかもしれませんが、ソロ曲としては比較的吹きやすいでしょう。
「アリアとブーレ」
http://brass.winds-score.com/?pid=122056920
「ソナタ 第1番 ヘ長調」
http://brass.winds-score.com/?pid=107082429
まとめ
「吹奏楽でチューバがかっこいい目立つ曲!簡単なソロ曲ってある?」について紹介しました。
チューバの主な仕事は伴奏です。
ですから、もちろん伴奏を正確なテンポや音程で刻めるようになることは大切です。
しかし、メロディーを吹く練習も合わせて積極的にやるとよいと思います。
メロディーがきちんと演奏できるようになると、「それに合わせる伴奏はどんな風に吹いたらいいんだろう?」ということがわかり、伴奏のレベルも間違いなくアップしますよ。