クラリネットのマウスピースの洗い方!長持ちさせるためには?
日々練習をしているとマウスピースが白く汚れてしまっている人がいます。
口に入れるものなので清潔にしておかないと衛生的によくないですし、マウスピース内部に汚れが溜まると音や吹奏感にも影響してしまいます。
そこで今回はクラリネットマウスピースの洗い方や長持ちさせるための方法についてご紹介します。
クラリネットのマウスピースを洗うときに用意するもの
マウスピースを洗うために用意するものは以下の3点です。
1:水(水道水) |
2:綿棒 |
3.:柔らかい布またはティッシュペーパー |
クラリネットのマウスピースの洗い方と注意点
洗う時の注意点
クラリネットのマウスピースはコルクが付いているので洗ってはいけないと思っている人が多いようですが、必ず定期的に洗うようにしましょう。
またマウスピースはエボナイトというゴムの一種でできていて、ブラシなどで擦ったり、爪で引っ掻いたりすると傷が付いてしまうことがあります。
洗う際には指の腹や綿棒などで優しく擦って汚れを落とすようにします。
マウスピースの先端部分や内部は音や吹奏感に直結するので、傷をつけないように注意して優しく扱うようにしましょう。
洗うときはお湯を使用するとマウスピースが変色してしまうことがあり、音の鳴り方も変わってしまうので、必ず冷水で洗うようにしてください。
また長時間水につけるとコルクが膨張したり接着が剥がれてしまうことがあるので長く水につけることは避けましょう。
外側の汚れは指の腹で落とす
引用:http://www.clariclip.com/entry/mouthpiece-wash
マウスピース外側の汚れは指の腹で優しく丁寧に擦りながら落としていきます。
水道の流水で流しながら洗い落としたり、洗面器等に溜めた水で洗いましょう。
汚れのほとんどはマウスピースの先端付近ですのでその辺りを中心に洗いますが、この時に爪を立てて傷をつけないように注意します。
内側は綿棒を使って掃除
引用:http://www.clariclip.com/entry/mouthpiece-wash
内側の汚れは綿棒を使って掃除します。
息を吹き込む側とコルクがついている側のそれぞれ両方の穴から綿棒を入れて内側を擦ります。
傷がつかないように優しく擦りながら汚れを落としていきましょう。
洗い終えたら
マウスピースに残った水分を柔らかい布やティッシュペーパーなどで拭き取ります。
エボナイト製のマウスピースは、日光に当たり続けると変色してしまうことがあるので直射日光での乾燥は避けて、よく水分を拭き取り室内で自然乾燥させます。
クラリネットのマウスピースを洗う頻度はどれぐらい?
クラリネットのマウスピースを洗う頻度は人によってそれぞれ異なります。
1~2週に1度くらいの頻度で洗っている人もいれば、1ヶ月に1度洗う人、定期的な頻度を決めておらず、汚れが気になればその都度洗う人など様々いらっしゃるようです。
しかし白くこびりついた汚れはそのまま放置すると取れなくなってしまうので、そうなる前に汚れが気になったら洗うようにしましょう。
クラリネットのマウスピースを長持ちさせるためには?
クラリネットのマウスピースはエボナイトというゴム製のものが良く使われています。
マウスピースはいわば消耗品であり、長く使っていると品質が劣化したり、傷が付いたり、すり減ったりして、音の立ちや反応が悪くなっていってしまいます。
マウスピースを長持ちさせるためには、ぶつけたり爪でひっかくなどして傷つけないようにすることはもちろんですが、練習終わりや掃除の時、マウスピースにスワブを勢い良く通すことは避け、柔らかい布などを使って丁寧に水分を取るようにしましょう。
スワブを勢い良く通すことによってマウスピースが研磨されて、先端や内側に傷が付いてしまわないように注意してください。
おわりに 気分良く演奏するために
マウスピースが汚れていると見た目がよくないだけでなく、衛生的にもよくありません。
汚れがなくなったマウスピースは音抜けもよくなり、綺麗になって気分も爽快に演奏できます。
皆さんもマウスピースを綺麗に保って良い音を出してください。