アルトサックス マウスピースの選び方ポイント!おすすめは?
サックスを吹いていて「もっと色っぽい音を出したい!」「しっかり息をいれたい!」と思ったことはありませんか?
また、自分に合ったマウスピースを使わないと、いくら練習してもなかなか上手にならない…なんてこともあります。
今回は、そんなサックス吹きの命ともいえるマウスピースについて紹介していきたいとおもいます。
マウスピースが合わないとどうなる?
アルトサックスを吹いていて少し変な感じ…となったことありませんか?
もしかしたらあなたの口とマウスピースが合っていないのかもしれません。
マウスピースとあっていないとどのようなことが起きるのでしょうか。
まず一番に起きることは「吹きづらさ」です。
サイズの合っていない靴を履いたら歩きづらいですよね。
靴と同じようにマウスピースが合っていないと「なんだか吹きづらい…」なんていうことが起きがちです。
吹きづらい状態で練習を続けているとどうなるか。
まず、吹きづらい状態でいい音を出そうとするので口の周囲の筋肉を無駄に使ってしまうことになります。
その結果、口の周りが痛い、疲れる、という現象が起きてしまいます。
練習していて痛い、疲れる、つらい…なんてことになったら練習するモチベーションも失われてしまいます。
また、先ほどの靴の例と取るとわかりやすいですが、合わない靴を履いていると走りにくいように、合わないマウスピースを使っているといい音が出しづらいです。
絶対に出せないということはありませんが、吹きづらさに気を取られて音の方に気が向かなくなってしまい、最終的に音が悪くなってしまう、という悪循環が起きてしまいます。
このように、合わないマウスピースを使っていると悪いことばかり起きてしまいます。
マウスピースの選び方のポイント
そんな、サックス吹きに大切なマウスピースですが、どのように選べば良いのでしょうか。
それは文章で説明することはとても難しいです。
一番の方法は、楽器屋さんに出向いて試奏をすることです。
実際に吹いてみてびびっときたもの、吹きやすいもの、息がちゃんと入るもの。
それがあなたに一番合うマウスピースです。
また楽器屋さんも楽器のプロですから、良いアドバイスをくれることもあります。
第三者の耳で確かめてもらうことにより、どのマウスピースが自分に合っているか確認できます。
おすすめのマウスピース
ではオススメのマウスピースを紹介していきます。
セルマーS90、S80
サックスメーカーとして名高いセルマーが出す、定番の定番といえます。
サックス経験者ならば一度は見たこと、聞いたこと、吹いたことがあるのではないでしょうか。
筆者は中高大ずっとサックスを吹いている人間ですが、そのほとんどをセルマーS90にお世話になっています。
中高の吹奏楽コンクールやポップスなどで好まれる、明るいよく響く華やかなサウンドを実現させてくれます。
また、吹きやすさの点からいってもセルマーは優秀です。
別メーカーのマウスピースを使っていた人がセルマーに変えたとたんに吹きやすくなった、
という体験談を、筆者は数多く聞きます。
吹奏楽初心者にも中級者にもおすすめの一本です。
バンドーレン オプティマムAL3
前述したとおり、筆者はずっとセルマーS90を使い続けてきたセルマー信者です。
しかし、そんな私を魅了したのが、このオプティマムAL3です。
オプティマムは吹奏楽コンクールというよりもソロコンテストなどに向いていると筆者は
考えています。
明るい華やかなサウンドのセルマーと比較すると、オプティマムは、しっとりと大人っぽい色気のある音を実現するといえます。
筆者は高校時代のコンクールで、自由曲でこのマウスピースを使用したことがあります。
自由曲にソロがあったのですが、講師にも部員にも、審査員にも非常に好評でした(結果はダメ金でしたが…)。
ヤマハ カスタムシリーズ
ヤマハのサックスといったらカスタムが有名ですね。
有名なサックス奏者の須川展也さんの選定で有名でもあります。
そのカスタムのシリーズのマウスピースもオススメです。
カスタムの特徴としては、とげのない丸い音色です。セルマーが華やか、オプティマムが艶やかであるなら、カスタムは清楚な響きを持つマウスピースです。
大人数で演奏するときにも周りによく馴染む、浮かない、すっきりとした印象を与えることができます。
まとめ
ここまでアルトサックスのマウスピースの選び方について紹介してきました。
より自分に合うアルトサックスのマウスピースを選び、楽しい演奏活動をしましょう。