吹奏楽人気曲ランキング!コンクールで金賞を狙いやすい小編成の曲は?
吹奏楽をやっている者にとって、コンクールは一大イベント。
コンクールではやはり金賞を獲りたいものですよね。
かくゆう私も、小編成・大編成どちらの経験もあり、両方の編成の難しさ・厳しさは身に染みて理解しているつもりです。
今回は「小編成」に的を絞り、コンクールで金賞を狙いやすい曲についてご紹介したいと思います!
吹奏楽コンクールで金賞を狙うためには?
吹奏楽コンクールにおいて審査員がよく見ている部分は「技術」と「表現」だそうです。
評価の基準などの詳しいところは地区によって変わってくると思いますが、だいたいはこの2つではないかなと思います。
「技術」とは、全体のバランスやそれぞれの音程、ミスがないかなど。
「表現」とは、曲をしっかり理解できているか、構成がちゃんと組み立てられているか、など。
これらを理解した上で、コンクールで演奏する「曲」選択は慎重に行わなければいけません。
難しい曲に挑戦すれば、その分評価点は貰えるかもしれませんが、技術が伴っていなければ出来栄え評価はイマイチになってしまいます。
反対に、難易度が高くない曲でなら、基礎点は低いところからのスタートではあるものの、表現がしっかりと出来ていれば、高評価となるかもしれません。
要するに自分たちの実力と曲の難易度のバランスが非常に重要になるわけです。
一人ひとりの技術、全体のバランスをしっかりと見極めた上で、今の自分たちにベストな曲を選びたいものですね。
吹奏楽コンクールで金賞を狙いやすい小編成の曲ランキング!
それでは実際に、小編成で”金賞を狙いやすい曲”をランキングでご紹介します。
・・・と、その前にいくつかのポイントを押さえておきましょう。
小編成ともなれば、10人前後の少人数で形成しているバンドも少なくないかもしれません。
まずは少人数でも演奏できる曲、表現できる曲を選びましょう。
もともとは大編成向けのものでも、楽譜によっては小編成向けのものが発売されていたりします。
過去のコンクールで、大編成で金賞を受賞したことがある曲の小編成向けのものを探すというのもひとつの手です。
次に、オンリーワンよりナンバーワンということを意識しましょう。
過去に誰も演奏したことのない曲(オンリーワン)は、解釈がなかなか難しいものです。
解釈が難しいということは、審査員も評価をつけがたく、独断と偏見に陥りやすくなってしまいます。
過去に何回か演奏された歴史があり、かつ金賞を何度か受賞している曲(ナンバーワン)の方が、より、金賞への近道になると思います。
ただここで誤解していただきたくないのは、そういう傾向にあるというだけで、必ずしもそうであるとは限りません。
実際私も学生時代、オンリーワンで金賞を獲得したことがあるので、あくまでポイントのひとつだと思ってください。
では、いよいよランキングを発表したいと思います!
マゼランの未知なる大陸への挑戦
人気作曲家・樽谷雅徳氏による吹奏楽オリジナルの曲です。
喜歌劇「微笑みの国」セレクション
オペラ・バレエ音楽からの吹奏楽アレンジです。
〇〇セレクションシリーズは大編成・小編成どちらも楽譜が発売されていることが多いため、選曲しやすいと思われます。
復興
作曲家・保科洋氏の曲です。
2010年の初演以降、数多のコンクールで金賞歴があります。
梁塵秘抄~熊野古道の幻想~
福島弘和作曲。
福島弘和氏が作曲する曲は、小編成でもとり入れやすいよう、曲を作るときに少人数を想定して作られているそうです。
また曲の解釈がしやすいのも福島弘和の曲ならではだと思います。
ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~
またまた福島弘和氏の曲がランクイン。
2位の梁塵秘抄~熊野古道の幻想~とはいい勝負でしたが、実際に過去のコンクールで金賞を多く獲得していたのがラッキードラゴンだったため、1位とさせていただきました。
いかがだったでしょうか?
ここにランクインしたものは誰もが1度はコンクールで耳にしたことのある曲ばかりだったと思います。
私のおすすめする小編成の曲
ここで私がおすすめする小編成の曲をご紹介します。
天野正道作曲の沢地萃(たくちすい)吹奏楽版です。
序盤から各楽器のソロが続くため、個々の技術が必要とされます。
少々難易度は高めですが、しっかりと吹き込めば金賞を狙うことができると思います。
まとめ
小編成は人数がどうしても限られるため、響きが作りづらく、難しいですよね。
しかし、それも曲次第だと、私は思っています!
自分たちに合った正しい曲を選択すれば、必ず自分たちの実力を発揮することが出来ます。
このランキングが少しでも参考になれば幸いです!