吹奏楽あるある!吹奏楽部をやめたい理由とやめられない理由は?私は中3で退部した!
楽器が吹けたらかっこいいな~と憧れて吹奏楽部に入ったものの、自分が思い描いていた部活とは違った!ということはよくあることです。
私も中学、高校、社会人と吹奏楽をやってきて、色々な理由でやめていく人を見ました。
私も実際、中学3年の後半で、3年生全員で退部したという経験があります。(その話は後半で)
ここでは、吹奏楽部をやめることが悪いとか、いいとか言うつもりはありません。
人にはそれぞれ事情があって、理由も価値観も違いますから、自分の物差しが相手と同じとは限らないからです。
今、あなたは吹奏楽部をやめたいなと思っているかもしれませんね。
でもこのページを見ているということは、でもやめたくない、やめられないという気持ちが心の片隅にあるかもしれません。
まず、やめるにしても、やめないにしても、他の人がどうして吹奏楽部をやめたいと思っているのか見ることで、少しは客観的に自分の気持を考えることができるかもしれません。
参考にして見てください。
なぜ、吹奏楽部をやめたいの?その理由は?
せっかく入った吹奏楽部ですが、いろいろな理由でやめたいと思うようになりました。
やめたいという人の理由を見てみましょう。
- 友達に誘われて入ってみたけど、吹奏楽が好きになれない
- 毎日の練習が辛い
- 楽譜が読めるようになれない
- 先輩、後輩、同級生との人間関係のもつれ
- 部活自体が楽しくない
- 練習が忙しくて勉強と両立ができない
- 周りが上手い。楽器が上達しなくてプレッシャー
- 意地悪や悪口を言われる
- 嫌な人、嫌いな人がいる
- 集団行動がイヤで苦痛
- やりたい楽器じゃない
- 顧問が嫌い、合わない
- パートリーダーなのにうまくパートをまとめられない
- 気持ちや方向性がバラバラ(コンクールに出る、出ない)
- 合奏で顧問にお前のせいで曲が台無しと言われた
- 土日祝も休みがない
- 他のことにもチャレンジしたい
やめたい理由での多いジャンルは「人間関係」のようです。
たくさんの人がいれば、自分と合う人も合わない人もいるのは当たり前です。
そこをどう乗り切るかが人間関係の訓練にもなります。
成長して社会人になっても、人間関係のもつれはどこにでもありますからね。
私がこの人はやめたほうがいい!と思うのは、実は「音楽や楽器が好きではない」という人です。
誘われて入ったという人に多いのですが、数ヵ月やってみて、どうしても好きになれないという人は、早いうちにやめたほうが良いと思います。
嫌いなものは仕方がありません。
楽器が上達するには地味な基礎練習がとても重要です。
好きな人はそんな練習も乗り切れますが、嫌いな人にとっては苦痛です。
イヤイヤやっていても上達しませんので、さらに嫌になります。
精神的にも良くないので、早めに退部することをオススメします。
吹奏楽部をやめたいのにやめられない理由は?
吹奏楽部をやめたいのに、どうしてもやめられないという人がいます。
これも利用はそれぞれですが、どちらかと言うと自分の気持ちというより、周りの人や親などの人間関係が理由のようです。
- 入ったばかり
- 友達がいなくなる
- やめると白い目で見られる
- 親や先生に怒られる
- 他の人に迷惑がかかる
- 根性無しだと思われる
- 後悔するかもしれない
- 部活は嫌いだけど楽器を吹くのが好き
- 入試に響く
- 楽器を買ってもらった
- 顧問にやめさせてもらえない
中にはやめたいのに、反対されて精神的に追い詰められて体調を崩したり、鬱になる人もいます。
私はそこまでして我慢する必要は無いと思いますが、気が弱くて言い出せないという人もいるんでしょうね。
自分が壊れてしまう前に勇気を出して言ってみることをオススメします。
中3の夏に全員で退部!
私は中3の時、3年生全員で退部したことがあります。
中学生の時の吹奏楽部は、まだ創部5年ぐらいで、全員合わせて30人ぐらい。
主な演奏は学校行事や中文連、町の行事で演奏する程度でした。
今では吹奏楽コンクールに毎年出場していますが、その当時は、まだ出場したことがありませんでした。
その部活で3年生は10人ぐらい。
その10人全員で夏頃に退部したんです。
部活自体は楽しかったし、強豪校のように休みもなく練習するということはありませんでした。
じゃあなぜ、もうすぐ引退という3年の夏に全員でやめたのか?
いま考えるととても幼稚な理由だったのですが、
「クラシックを演奏したくない」という理由からでした。
それまでは、ポップスを中心に演奏することが多く、クラシックと言ってもマーチ程度の曲でした。
多分、顧問の先生は、そろそろコンクールを視野に入れ演奏の上達を図ろうと考えたのだと思います。
その意図を理解しないまま、3年生全員で退部したのです。
今考えれば、顧問の先生や後輩たちには本当に申し訳なかったと思っています。
その後、高校に進学したのですが、2年生の時に吹奏楽部に誘われまた吹奏楽を始めるようになりました。
今では、小中学生を指導したり、社会人バンドで指揮をしてコンクールに出場していた時期もあります。
こんなサイトまで作ったりして、吹奏楽が生活の一部にもなっています。
終わりに
今回は吹奏楽に入ったものの、やめたくなったという人の理由について調べてみました。
やめたい理由は人それぞれですから、人が良い悪いを決めることではないのかなと思います。
ただ、勢いでやめないほうが良いと思います。
私は勢いで辞めて後悔した方ですから(笑)
周りの人も色々、止めてくるかもしれません。
なぜ、止めてくれるのか?も冷静になって考えてみるといいですよ。
楽器は年をとっても続けられる一生ものの趣味になります。
プロになる人もいるでしょう。
音楽が嫌いじゃないのであれば、また時期を見て続けてみてほしいなと思います。