吹奏楽で楽器が上手くなる人と上手くならない人の決定的な違いとは?

吹奏楽で楽器が上手くなる人と上手くならない人の決定的な違いとは?

あなたの周りに、こんな人はいませんか?

「みんなより後から始めたのに、ぐんぐん上達する人」

「練習しているのに、なかなか上手くならない人」

吹奏楽で楽器が上手くなる人上手くならない人の決定的な違いとは何でしょうか?

今回はそんな両者の違いを探っていきます。

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楽器が上手くなる人はこんな人!

楽器が上手になる人には、秘密があります。

それは決して魔法のような特別なことではありません。

上手になる人には、良い習慣、練習方法、態度が身についているのです。

それらは一体どんなものなのか、詳しく見ていきましょう。

習慣

1日1回以上、楽器を練習する習慣がある

勉強、仕事、家事に忙しい毎日。

いざ楽器を練習するぞ!と思っても、面倒になったり腰が重くなってしまいます。

楽器が上手くなる人は、毎日の生活のリズムに楽器を練習する時間を作って習慣化しています。

 

練習記録をとり、根気よくコツコツ続ける

上手な人は、毎回の練習記録をとり、どの部分にどれぐらい時間を割いたかを把握します。

こうすることにより、得意な部分ばかり練習することを避け、練習時間の配分を工夫することができます。

また、毎日練習している難所への感じ方を継続的に記録することで、自分はどのようなことが苦手なのか理解することができます。

例えば、練習して最初の頃は“リズムを正しくとる”ことが苦手だったけれど、徐々に“リズムをとりつつ、表情をつける”ことが苦手だと感じている、などのように苦手の内容の変化がわかります。

練習方法

練習を始める前に、楽譜全体に目を通す

楽器が上手な人は、やみくもに練習をスタートせず、初めに楽譜に目を通して曲全体の感じを掴みます。

こうすることにより、リズム、強弱、フレージング、発想記号などから曲調や難しそうな所が見えてくるからです。

 

ゆっくりのテンポで練習する

スピードを速くして練習をすると、苦手な所をうやむやにしてできた気分になってしまいます。

楽器が上手くなる人は、ゆっくりのテンポから練習し、正しい音と指使いなどを習得します。

また、そうすることで自分がどこでどのようにつまずくのかを知ることができるのです。

 

苦手な所を集中して練習する

得意な所、上手くできる所を何度も練習しても、練習効果は上がりません。

上手な人は、先程のゆっくり練習で発見した苦手な所を、集中的に練習して苦手を克服します。

態度

上手くできない理由を考え、お手本と比較する

楽器が上手くなる人は、上手くいかない時に、その理由をきちんと考えます。

指使いが間違っていないか?姿勢が悪くなっていないか?

また、自分の練習を録音・録画をして自分のクセを客観的に見つめます

そして、お手本となる演奏と比較し、どのようにすれば理想の音に近づけるかを研究します。

 

楽器が上手くならない人はどんな人?

簡単にいうと、楽器が上手になる人と反対の特徴を持つ人です!

つまり、楽器が上手くならない人は、上達しにくい習慣、間違った練習方法、過ちを振り返らない態度で練習をしているのです。

あなたにも当てはまる項目がないか、どうぞチェックしてみてくださいね。

習慣

継続的に練習する習慣がない

上手くならない人、上達が遅い人は、単純に練習時間が足りていない場合が多いです。

どんなに才能のある人でも、何もしないで楽器が上手になることはありませんよね。

 

記録を取らず、好きな時に好きなように練習する

『気が向いたらたくさん練習するけど、練習しない日もある」

これは楽器が上手くならない人が陥りがちな失敗の法則です。

練習の習慣にムラがあると、練習していない間に前回できたことができなくなってしまいます。

また、練習の記録を取らないと、今まで何をどれだけやってきたかも忘れてしまうので、取り掛かりやすい所を繰り返すなど、意味のない練習に陥ってしまいます。

練習方法

練習の前に、楽譜に目を通さない

楽器が上手くならない人は、譜読みをせず、いきなり練習をスタートさせます。

行き当たりばったりだと、脳が難しいフレーズに対して準備ができないので、すぐに間違えてしまいます。

間違えること自体は悪いことではないのですが、何度も同じ間違いを繰り返すことで、その間違った情報が記憶として脳に定着してしまうのです。

 

早いテンポで通し練習ばかりする

楽器が上手くならない人の最大の特徴が、この練習方法をしてしまっていることです。

苦手な所をうやむやにして、なんとなくできた気分になるので、苦手がそのままになってしまうのです。

態度

自分の演奏を客観的に見直さない/苦手に向き合わない

楽器が上手くならない人は、自分がどのように演奏しているかを第3者の視点で観察しません。

自分のクセ、つまづきやすいポイントなどに対して、何も考えず対策も取らないので、現状維持はできても上達しないのです。

 楽器が上手くなる人と上手くならない人の決定的な違いとは?

先にお伝えしたように、楽器が上手くなる人と上手くならない人は、習慣、練習方法、態度において全く正反対の特徴を示しています。

楽器が上手くなる人の特徴

  • 1日1回以上、楽器を練習する習慣がある
  • 練習記録をとり、根気よくコツコツ続ける
  • 練習を始める前に、楽譜全体に目を通す
  • ゆっくりのテンポで練習する
  • 苦手な所を集中して練習する
  • 上手くできない理由を考え、お手本と比較する

VS

上手くならない人の特徴

  • 継続的に練習する習慣がない
  • 記録を取らず、好きな時に好きなように練習する
  • 練習の前に、楽譜に目を通さない
  • 早いテンポで通し練習ばかりする
  • 自分の演奏を客観的に見直さない/苦手に向き合わない

 

こうして比べると、楽器が上手くなる人は自分の演奏に対して客観的・分析的であること、忍耐強いということがわかります。

逆に、楽器が上手くなる人は感覚的・衝動的に練習し、自制心が足りないと言えそうです。

まとめ

もしあなたが、楽器が上手くならない人の特徴を持っていたとしても落ち込まないでくださいね。

今までのやり方を見直し、工夫すれば、もっともっと楽器が上手になるはずです!