吹奏楽で使う楽器の値段ランキング!高い楽器はコレだ!
学生時代、弱小吹奏楽部に所属していた私は常々思っていました。
「ここ(合奏中の音楽室)にはいったい金額にしたらどれくらいの楽器が集まっているんだろう…」
今思うと合奏中に何考えてんだ!って話ですが、学校にある楽器を使わせてもらっていた身としては楽器の値段なんて想像も出来ない話でした。
今回はそんな吹奏楽で使う楽器の値段について、ランキングでご紹介したいと思います!
吹奏楽の金管楽器値段ランキング!
金管楽器って外で練習するとキラッと輝いて本当にかっこいいんですよね。
あのキラッと輝く楽器は何でできているのか?いったいいくらくらいなのか?
まずは金管楽器のランキングから見ていきましょう。
トランペット
金管楽器の中でも人気の花形楽器・トランペット。
トランペットは初心者向けのモデルであれば3万円代から買え、中学校・高校の部活で学校から貸出されるものは5万円~くらいのスチューデントモデルなどが大半を締めます。
30万円くらいでも結構なハイモデルな楽器を手にすることができ、さらに上の、海外のオーケストラで使用されているような高価なものでも70万円くらいが最高のようです。
しかし、このトランペットの値段は、他の楽器に比べればまだまだ安い方なんだそう。
トロンボーン
トロンボーンもトランペット同様、初心者向けの国内産モデルだと10万円前後で購入することができます。
さらにバス・トロンボーンであれば30万円~と、同じトロンボーンの仲間でも、種類によって値段が少々変わってくるようです。
プロ仕様の高価なものでも、トランペットより少し高いくらいで、100万円前後でした。
ユーフォニアム
金管楽器の中でも中音域を担当し、形も大きすぎず小さすぎず、中位に位置しているユーフォニアムですが、調べてみると楽器の値段も中堅、といったところでした。
初心者向けのモデルであれば30万円前後からあり、プロ仕様のものでも100万円前後。
高級品だと130万円くらいなんだそうです。
ここらへんから値段の最高額も100万円を超えてくるようになりました。
ホルン
ホルンといえば、管の長さだけで言えば金管楽器の中で一番長いのが特徴ですね。
シングルホルンだと30万円~、フルダブルホルンだと40万円~と、同じホルンでも管の本数で値段が変わっていくようです。
メーカーによって値段がばらばらなのもホルンならではで、本当に高価なものだと120~140万円くらいはするんだとか。
やはり、管の長さ&管の多さ&丸い形にコストがかかっているのかもしれませんね。
チューバ
1位は予想通り、チューバでした。
初心者向けのモデルであっても最低30万円はします。
プロ仕様のものだと国内産でも100万円~、さらにハイモデルの高級品ともなると150万円くらいはするようです。
さすが大きく存在感があるだけありますね。
金管楽器は見た目がそのまま反映したランキングでしたね!
個人的な感想としては、楽器自体の大きさが大きくなればなるほど、管の長さが長くなればなるほど、値段が高くなっていく印象があります。
値段の内訳としては、使用されている材質や仕上げの方法、製造する人間の人件費などがあげられます。
材質に関しては、木管楽器と比べ、金管楽器は比較的入手しやすいため、人件費の部分が大きいと言えるでしょう。
吹奏楽の木管楽器値段ランキング!
高額ぞろいの木管ですが、1位はやっぱりあの楽器…!?
サックス
一言にサックスといっても、種類は多く、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンと値段がかわります。
アルトサックスだと15万円~、ソプラノ・テナーサックスで20万円~、バリトンサックスだと50万円は最低かかるようです。
最高額でも100万円前後と、他の木管楽器と比べると値段の幅は狭く、初心者でも始めやすい楽器の1つと言えます。
クラリネット
初心者向けのモデルでも30万円~、高級品ともなれば150万円前後と、値段に大きく振り幅があるクラリネット。
最近では「プラ管」と呼ばれるプラスッチック製でできた1万円くらいのもの存在します。
野球応援なんかでは、クラリネットパートはいつも外されていたんですが、「プラ管」のおかげで最近は参加できるようですね。
オーボエ
第3位はオーボエです。
第4位のクラリネット同様、30万円~150万円と値段の振り幅は大きい印象です。
クラリネットやオーボエは、使用している材質が希少価値の高い「木」のため、その中でもいいものを厳選していくと自然と値段も高くなるようです。
ファゴット
最低でも50万円~で、プロ仕様のものは100~300万円が相場と言われています。
高級品はすべてがオーダーメイドで製造されるため、納期も年単位で待つようです。
フルート
第1位はフルートでした!
フルートの価格は調べただけでも本当にさまざまでした。
そのお値段、下は3万円から上はなんと1000万円まで!
フルートの値段が大きく変動する理由は、やはり使用する「材質」によるものが大きいでしょう。
今まで述べてきた楽器の中で、唯一「総金」「総プラチナ」を使用したモデルがあるのもフルートです。
ここまでくると宝石だよね…なんて思ってしまいました。
木管楽器は本当に金額が高いものが多く、毎回びっくりさせられました^^;
やはり使用している材質によるものが大きいようですね。
番外編
吹奏楽で使用される楽器の中で一番高い楽器ってご存知でしょうか?
実はフルートではないんです。
もっと身近にあって、よく目にする楽器。
そうティンパニーです!
ティンパニーは1個だけで使用することってまず少なく、何個かあって初めて演奏に使用されますよね。
そのため、全部集めると1200万円くらいはするんだとか。
やはり数の勝利ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
初心者向けのモデルでも数万~数十万円はしていることから、ざっと計算してみると1つのバンドでウン百万円はかかっているみたいですね。
教えてあげたい…学生のころの自分に…