サックス初心者セット!最低コレだけは揃えたい関連グッズとは?
さて、これからサックスを始めようというあなた!
サックスを始めるには何が必要なのでしょうか?
まずは楽器の売っている楽器屋さんに行って、それを聴くことからはじめるでしょう。
ところがこれが初心者あるあるなのですが…
楽器を吹く基本的なグッズがわからない!
そこで今回は、初心者の皆さんに向けて、サックス超初心者向けの揃えるべき関連グッズを紹介していきたいと思います。
リード
これは本当に基本的なグッズです。
小中学校の理科教育で習ったように、音とは「空気の振動」です。
空気の振動が耳の中の鼓膜を振るわせて、それが音として聞こえるのです。
筆者は理系出身なので語りたくなってしまうのですがここまでにしておきましょう。
ではサックスはどのようにして空気を振動させているのか。
その答えがリードです。
リードというのは薄い木(精密にはアシなどです)で出来ています。
この木に、唇から細かい振動を与えて振るわせてやり、それが空気に伝わり音となります。
楽器屋さんに行きリードコーナーを見ると、色とりどりの箱がたくさんあります。
どれを買うべきか悩んだら、お店の方に聴いてみるのが一番です。
・・・が、人に聴くのが苦手、という方のために、筆者的なオススメをしておきましょう。
ジャズのような渋い音にあこがれている方ならジャズ用リードです。
店頭によく並ぶジャズリードは、バンドレン緑箱やリコーです。
聴いていてうっとりするようなクラシックにあこがれる方はクラシックのリード。
バンドレンのトラディショナルやV12、リコーが店頭には多いです。
俗に言う「青箱」「銀箱」です。
筆者は銀箱の愛用者でした。
リードケース
前述したリードを入れておく箱です。
リードは薄い木の板ですから、そのままだと非常になくしやすい。
付属のプラケースに入れたまま保管するという方も多いですが、持ち運びなどを考えるとやはりリードケースの購入をお勧めします。
というより、長くサックスを吹くとなると必要になってくる道具です。
リードケースにも種類が多くあります。
これからサックスを長くやる予定がない、お試しで吹く予定、という方は、比較的安価なプラスチック製のものをオススメします。
ただすべりやすく、リードが中で傷む可能性があるので、しっかりやるという方はプラスチックではないものの購入が良いかと思います。
スワブ
サックスを始めるならばサックスのお手入れグッズも必要です。
スワブというのは、サックスの管内を掃除する道具です。
サックスには息を吹き込みますからどうしても湿気が多くなり、管内に水分がたまりがちです。
水分があると楽器の表面が劣化してしまう恐れがあります。
ですから練習後、しっかり掃除するために必ず購入しましょう。
サックス吹きの方は、スワブは二種類必要です。
ネック部分のための小さいものと、本体のための大きいモノです。
基本的にネック用のスワブはどのサックスでも共通です。
本体のものですが、テナー、アルトの方は同じような形のスワブを購入するかと思います。
ところがバリトンの方だけは少し違い、中にプラスチックの棒が入った特殊なスワブが必要になります。
自分がどの楽器を吹くのか確かめてから購入しましょう。
コルクグリス
サックスを組み立てるとき、ネックの先にコルク部分がありますよね。
そこにマウスピースを差し込むのですが、コルクが堅いとなかなか入りません。
そのような時に使うのがこのコルクグリスです。
コルクグリスを使わないと、コルクにもマウスピースにも悪いですし、音程調節のときに不便になります。
案外役に立つ道具です。
キーオイル
サックスを吹いていたらなんだかボタンがカチャカチャうるさい。
キーが堅くて動きにくい…そんなときに使うのがキーオイル。
自転車などにもたまに油をさしますよね。
サックスも金属で出来ており、また稼働するところが非常に細かいので油は必要なのです。
これは、サックスをはじめてすぐに必要になる、ということがありません。
しかしながら、いざというときにないと大変困るものです。
そのため、購入しておくことをお勧めします。
まとめ
ここまで、初心者に必要最低限なグッズを紹介してきました。
最後のグッズはあると便利なものでしたが。
楽器を購入してすぐ、リードを買う方は多いのですがスワブなどのお掃除グッズを買い忘れるという方は多く見られます。
そのため、ここに書いてあるグッズを買いそろえておくと便利です。
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