トランペット初心者が早く上達する練習方法!おすすめの教本や練習曲は?
早くトランペットが上手くなりたいですか?
ですよね~^^
と、いうあなたにお役に立てれば!と言うことで書きました。
トランペット初心者が早く上達するための練習方法や、6年以上トランペットを演奏している筆者おすすめの教則本や練習曲をご紹介します!
トランペット初心者が早く上達するために毎日やる練習方法とは?
まず最初は、これだけは毎日欠かさずにやっておきたいという練習を3つご紹介します。
ロングトーン
ロングトーンとは、一つの音を伸ばして吹く練習です。
一見単純な練習の見えてこのロングトーンには、テンポに合わせたブレスの取り方、音がまっすぐ伸ばせているか、音の処理(最後の切り方)など、気にかけなければならない点を挙げはじめたらきりがないほど重要な練習方法です。
慣れるまではテンポ60で4拍ずつのロングトーンをして、徐々に8拍、16拍と長いものにもチャレンジしていきましょう。
タンギング
タンギングとは、英語で舌を表す単語tongue(タング)に由来する舌使いを表す用語です。
音を区切るときに必要になる技術で、金管楽器の楽曲にはシングルタンギング、ダブルタンギング、トリプルタンギングなどが登場しますが、初心者の方は焦らずにシングルタンキングから練習しましょう。
リップスラー
リップスラーとは、同じ指のままスラーで2音以上を行き来する練習です。
マウスピースで唇をプレスせずに高い音を出したり、息のコントロールが上達したりするので、音域を拡大するのに効果的な練習方法です。
2音のゆっくりなリップスラーからはじめ、慣れてきたら徐々に行き来する音を増やしたり、テンポを速くしたりして練習するといいでしょう。
トランペット初心者へおすすめの教則本
続いて、初心者の練習にぴったりな教則本をご紹介します。
朝練/藤井完 著
部活動の朝練の30分間でできる基礎練習をコンセプトに作られた教則本です。
毎日少しずつ取り組むことができるので、大学生や社会人の方など忙しい人にもおすすめな一冊です。
3Dバンド・ブック/ヤマハミュージックメディア
チューニング、調の練習、リズムの練習にフォーカスされた教則本です。
トランペットだけではなく、ほかの楽器のものも販売されているので、部活やサークルで購入するとみんなで合わせて練習することもできます。
よりよいバンドのための3つのアプローチ 3Dバンド・ブック コルネット トランペット
トランペット初心者へおすすめの練習曲
基礎練習でトランペットを吹くことにも慣れてきたら、曲が吹いてみたくなりますよね。
さいごに、初心者へおすすめの練習曲をご紹介します。
アメイジング・グレイス
アメイジング・グレイスは成果中で親しまれている讃美歌で、日本人歌手によるカバーもある人気曲です。
テンポもゆっくりですし、楽曲で使われる音域も最も高い音がチューニングのB♭(ド)の上のC(レ)までと、あまり広くなく初心者には吹きやすく、初心者の練習曲にぴったりな一曲です。
ハトと少年
ジブリの名作「天空の城ラピュタ」で主人公パズーが劇中にトランペットで演奏することで知られている楽曲です。
冒頭は F(ソ) B♭(ド) F(ソ) B♭(ド) と初心者には少し難しい跳躍がありますが、リップスラーの練習の成果が活かされるでしょう。
また、YouTubeで「Music Sheet Trumpet」と検索すると、マルーンファイブやエドシーランをはじめ、海外の人気アーティストの楽曲の楽譜付き映像も出てくるので、慣れてきたら自分の好きな曲を探してみるといいでしょう。
まとめ
ここまでトランペット初心者のための練習方法やおすすめの教則本、練習曲などを紹介させていただきました。
いかがでしたか。
金管楽器はほかの楽器と比べて、ブランクがあいてしまうと元に戻るのに時間がかかってしまうと言われています。
マウスピースを少し吹いてみるだけでも構わないので、忙しい日でもなるべく毎日トランペットに触ることを心がけるようにしましょう。