チューバがクサイ原因は?洗い方やメンテナンス方法
チューバがクサイ…衝撃の出来事。
実は経験済み、なんて方もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな悲しいことにならないように、チューバがクサイ原因を探り、チューバの洗い方やメンテナンス方法をご紹介します!
チューバがクサイ原因は?
まず、チューバがクサイ原因は何か。(本来はあってはならないことですが。。)
1.放置している、使用されていない楽器がある
楽器庫に眠っているチューバはありませんか?
前に使われてから、十分にメンテナンスされないまましまわれていることも…
2.普段のメンテナンス、使用方法に問題がある
普段の使い方や、メンテナンスに問題があれば、管の中の汚れが取れていないことも。
チューバを吹く前、口の中に汚れはありませんか?
歯磨きなどで、口の中を清潔にしておきましょう。
それでは、次にチューバの洗い方、正しいメンテナンス方法をご紹介します。
チューバはどこでどうやって洗う?洗剤は?
1.本格的に掃除をするのであれば、できるだけ広い場所で。
それぞれの管をすべて外して洗ったものから並べて…としていると、かなり場所を取ります。
できれば広くて障害物が少ない場所で行いましょう。
また、床はフローリングで、さらに新聞紙やいらない布などを敷いておくと、片付けの際に便利です。
私は現役時代は校舎の隣のプレハブが部室でした。
プレハブの外で、休日の練習後にちまちまメンテナンスしてました。
田舎の高校でしたので、場所はたくさんありました(笑)
2.お掃除セットを用意しよう!
楽器屋さんに行くと、だいたいメンテナンスセットが置いてあります。
基本的には、それを買うだけでも十分ですが、プラスアルファでアイテムをそろえておきましょう。
おすすめは、ヤマハ 管楽器お手入れセット チューバ(ピストン) 用 KOSBBP5です。
《注意!》
ピストン式とロータリー式で注意するポイントが異なります。
ロータリーチューバにクリーナーや水は入れない
ロータリーチューバは、吹込管にクリーナーを使わないでください。
チューバの吹込管はロータリーに直接接続しているので、吹込管からフレキシブルクリーナーを入れるのは危険です。
水を通すときも同じです。
抜差管側から入れましょう。
吹込管が最も汚れがたまりやすく、吹込管側からクリーナーや水を入れると汚れがバルブ側に流れてしまい、バルブの動きが悪くなります。
吹込管の汚れを押し流すために水を通すことがあれば、そのときにバルブは一切押さないように気を付けてください。
抜差管そのものは、水やクリーナーで洗って問題ありません。
管の中に水分を残さない
水分の吹き取りにはスワブを使いましょう。
スワブとは、重りがついた布です。
管に数回通して、水分を取ってあげましょう。
水分を取るだけで、耐久性がかなり変わります。
チューバを洗ったあとのメンテナンスは?
抜差管などの部品や本体の管の中をきれいにしたら、次は仕上げです。
【管の外側】
専用のクロスとポリッシュで磨けばOK。
普段は、練習後にクロスで「今日もありがとう」と心を込めて優しく拭いてあげましょう。
【管の内側】
前述のとおり、水分を取って元ある場所に装着します。
その際に、バルブオイルをさしてあげましょう。
これは掃除後も、練習が終わるたびにオイルをさして、ピストンの滑りを良くした状態でケースにしまってください。
【マウスピースのメンテナンスも忘れずに!】
落とさない
へこんでしまうと、音のコントロールに影響が出てしまいます。
毎回水洗いして、水分を取る
チューバ本体と同じです。
常に水分を取って、清潔にしておきましょう。
おすすめアイテム
- マウスピース用スワブ…水分を取ります。
- マウスピースブラシ…細い部分の汚れを取り除きます。
- マウスピースケース…きれいなマウスピースを保護します。
まとめ
チューバは本体が大きく、部品も多いのでメンテナンスが正直面倒です。
しかし、ほぼ毎日使う「相棒」です。
心を込めて、定期的にメンテナンスしてあげましょう!
チューバに愛情を注ぐことで、音にも変化が生まれますよ!
これからは、チューバがクサイ…なんてことにならないように、こまめにメンテナンスしてあげてください。