ホルン初心者が早く上達する練習方法!おすすめの教本や練習曲教えます!
ホルン初心者は、どのような練習をすれば早く上達できるのでしょうか?
そこが悩みの種ですよね?
そこで、今回はホルン初心者が早く上達する練習法やオススメの教本、練習曲について紹介します。
是非、参考にしてみて下さい!
ホルン初心者が早く上達するために毎日やる練習方法とは?
では、どのような基礎練習をすればよいのでしょうか。
その練習方法の一つが、ロングトーン。
ロングトーンは、地味で苦しい練習なのでやっていて辛いですね。
しかし、音を安定的に出す為に、ロングトーンは避けて通れない練習法。
初心者なら、まずは無理をせず、自分が楽に出せる音域から始めましょう。
気を付ける点は、音が揺れないよう、しっかりとお腹に力をいれ息を支えること。
できれば、タンギングなしで音をきれいに出す練習も合わせて行います。
慣れてきたら、徐々に音域を広げたり、クレッシェンド・デクレッシェンドをつけてみたりと、ロングトーンのレパートリーも増やしてみましょう。
音量によって音程まで変わってしまわないよう、チューナーを見ながら行うと効果的です。
また、ホルンならではの音域の広さをものにしたいなら、リップスラーも重要です。
リップスラーをマスターすると、アンブシュアに頼らず低音・高音を出すことができるようになります。
つまり、バテにくくなりますし、音域が広がります。
リップスラーで気を付けたいのは、息のスピードと発音(舌の位置)です。
初心者は、低音・高音になるとついついアンブシュアを大きく変えて音を出そうとしますが、そうではなく、息のスピードと発音に集中して練習しましょう。
この2つの基礎練習を中心に、タンギングや指回しの練習を加えると良いでしょう。
ホルン初心者へおすすめの教則本
やはり本屋さんや楽器店で実際に中身を見て、これなら続けられそう!と感じたものを選ぶのが一番。
しかし、なかなか本屋さんに行く時間がない、大きな楽器店が近くにない、といった人も多いと思います。
そこで、今回はAmazonでも購入できる教則本のうち、初心者向けのものをいくつかご紹介します!
パワーアップ吹奏楽! ホルン
丸山 勉(日本フィルハーモニー交響楽団)(著)
表紙がなんともかわいらしい教則本。
初心者にターゲットを絞っているだけあって、楽器の基礎知識、お手入れ方法から基礎練習まで幅広く対応。
これさえあれば、一通りの基礎はマスターできるでしょう。
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管楽器・メソード・シリーズ ホルン教本 / ドレミ楽譜出版社
山本 真(編)
初心者ならば、こちらの教本も分かりやすくお勧めです。
少し古い教則本にはなりますが、ホルンの構え方や呼吸法など基本的なことはもちろん、簡単な練習曲が多数掲載されているのが嬉しいですね。
こういう本が一冊あると、楽器紹介などにも使えて便利です。
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ホルンがもっとうまくなる ウォーミングアップと練習を考える
フロイディス リー ヴェクレ (著)、 大野 総一郎 (翻訳)
ホルン吹きなら誰しもぶち当たるであろう壁についての解決法が、分かりやすく解説されています。
文章が多く、ホルン奏者が一度は読んでおきたい一冊。
初心者はもちろんのこと、行き詰るたびに読み返すことができる、そんなバイブル的教則本です。
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ホルン初心者へおすすめの練習曲
基礎練習ばっかりでつまらない。
全然きれいな音が出ない。
他の同級生と比べて、私はなんて下手なんだ!!
もうホルンなんてやめてやる~!!
心が折れそうになっている初心者のあなたに、是非練習してほしい曲があります。
それは、モーツァルトの『ホルン協奏曲 第一番』。
あなたはホルンで、「こんな音を鳴らしたい!こんな演奏をしたい!」という明確なイメージを持っていますか?
自分の頭の中で、「美しいホルンの音」を鳴らせるようになることは、早く上達する為の第一歩!
そのためには、美しいホルンの音色を沢山聴いて、マネすることが一番!
ホルン協奏曲は、モーツァルトが友達のホルン奏者の為に作曲した曲で、第一番から第四番まであります。
中でも第一番は他のホルン協奏曲に比べ音域が狭いので初心者にお勧めです。
まずは、CDを聴く。
youtubeの場合はプロの演奏を、是非イヤホンかヘッドホンで聴いてください。
とにかく毎日聴いて、フレーズを覚えるくらいになったら、いざ練習です。
練習と言っても、始めは自分が出せる音域だけでいいのです。
美しいホルンの音色を脳内再生して、プロになった気分で吹いてみましょう。
どうですか?
音色、きれいになってませんか?
モーツァルトに聴き飽きたら、ベートーヴェンの『英雄』、ウェーバーの『魔弾の射手』など、ホルンがメインではないけれど、有名なホルンのsoli・soloがある曲も聴いてみましょう!
まとめ
ホルンは、難しい楽器です。
面白くなる前に、初心者の段階で辞めてしまう人が多いのが本当に残念です。
周りと比較せず、楽しく、できるところから少しずつステップアップして欲しいと思います。
そして、吹くばかりではなく、良い音楽を沢山聴く事も忘れずに。
行き詰ったら、しっかり休憩をして、明日からまた頑張りましょう!!